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アントニオ猪木の最後の言葉




 NHKで「 燃える闘魂 ラストスタンド~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~ 」というドキュメンタリーを観た。猪木の半生と難病と戦っている姿をまとめたものだ。

「元気があれば何でもできる!」と言っていたが、さすがの猪木も老いには勝てず元気がなくなってしまったのは残念だった。今ままで言ってきたことはぜんぶ嘘だったと笑って本音を語っていた。

番組の中で経験に勝るものなしという言葉があった。どんな本を読んでも映画を見ても、この痛さは他人には分からない。痛いのは俺だ。経験した自分にしか分からない。文字や映像は全てまやかしで本当のことは経験した自分でしか分からない。

世界中の美味しいものを食べた。大トロだろうが、血の滴ったレアーのステーキだろうがうまいとは思わない。今になって感じるのは、いちばん美味いものは、コンビニの冷やし中華だということが分かった。

自分のやりたいことはすべてやった。これからは天国の馬場さんとタッグを組んで大暴れしてみたい。

最後まで猪木節は健在だった。

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