私は、トイレで読書することを習慣にしています。長いときは、3〜40分立てこもって読んでいることがあります。年が明けて、2024年1月2日、いつものように本を2、3冊持ってトイレに入りました。快調にお通じもあり、読書も佳境に入ったとき、左の鼻にさ〜っと鼻水のようなものが流れる気配がしました。手の甲で拭ってみると鼻血でした。急いでトイレットペーパーを鼻に詰めて静かにしていましたら止まりました。元旦に、少し酒を飲みすぎたので、そのせいかと思っていました。 翌日の1月3日もトイレで鼻血が出ました。何もしないのに鼻血が出るのはおかしいなと思って血圧を測りましたら、200近くありました。いつもは150くらいなので、これはヤバイと思いました。でも正月の三が日で病院が休みですので、明日まで静かにしてようと思いました。1月4日は、朝、ふとんに寝ている時に溢れ出るように鼻血が出ました。確実に悪くなっている感じです。 ネットで調べましたら、鼻血はあまり心配することはないが、重篤な病気が隠れていることがあるなどと、嫌なことが書いてあります。耳鼻科の先生の記事が多かったので、近くの耳鼻科に行くことにしました。休み明けなので、混んでいて11時に入って診察が始まったのが15時を過ぎていました。その間に、また鼻血が出るのではないかとハラハラしていました。 先生は、何も言わずにファイバースコープのようなもので鼻を見てシュシュとクスリをかけました。それから血圧を測るように看護師に指示を出しました。別室で家にあるのと同じ電子血圧計で測りました。190くらいありました。先生はその数値を見るやいなや、これは、耳鼻科では治らないから内科に行ってくれと言われました。 よくこんな高血圧を放っておいたものだね、すぐに血圧を下げるクスリをもらって飲んだ方がいいと言われました。鼻血が出なかったら、脳や心臓の血管が切れていて大変なことになっていたかもしれない、鼻血が出たことは幸運だったと思った方がいいと言われました。 実は、会社の健康診断の時に、何年も血圧が高いと言われていました。でも、どうにか食事療法で治らないかと塩分をとらないように心がけてきました。ついに来る時が来たかと思いました。翌日、近くの内科に行きました。水銀の血圧計で測ってもやはり高い数値でした。聴診器をあてて体の様子を見た後に血圧を下げるクスリを処方してく
NHKで「 燃える闘魂 ラストスタンド~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~ 」というドキュメンタリーを観た。猪木の半生と難病と戦っている姿をまとめたものだ。「元気があれば何でもできる!」という猪木の元気がなくなってしまって、今ままで言ってきたことはぜんぶ嘘だったと笑っていた。 経験に勝るものなしという言葉があった。痛さは、他人には分からない。痛いのは俺だ。経験した自分にしか分からない、というのだ。 世界中の美味しいものを食べたが、こうなって感じるのは、いちばん美味いものは、コンビニの冷やし中華だという話もあった。 自分のやりたいことをすべてやった人だなと思った。